人の好き嫌いの感情とうまく付き合うコツ―読書メモより。
愛想良く話しかけても、反応が悪い。
いちいち揚げ足を取るような物言いをされてイライラする。
くちゃくちゃものを食べる、貧乏ゆすりetc.生理的に受け付けない…。
「この人苦手だな」「どうしてもあの人は好きになれない。許せない」
人を嫌う感情は誰もがみな持っているかと思います。
そうは言っても、仕事や家族、ご近所づきあいetc.で、関わることは避けられない。
そんな時、あなたはどうやって人の好き嫌いの感情と付き合っていますか?
その問いのヒントを、今まで読んだ本の中からご紹介します。
①「誰もが何かの達人」と思えば、人間関係はたのしくなる(下記著書p.48)
矢沢永吉、伊達公子etc.1万人以上の著名人・スペシャリストへのインタビュー実績を誇るインタビュワー・佐藤智子さんの本。
佐藤さんは、この本の中で、苦手な相手との接し方に関して「どんな人でも『何かの達人』」(同書p.51)という見方を提案しています。
強面の上司も、実は娘を溺愛するパパで、子育ての話題で盛り上がるかもしれない。
嫌味の多いお局も、実はアイドルヲタで、アイドル好きで何かしら共感する点があるかもしれない。
”相手の人格ではなく、相手が持っている「情報」に注目してみる”(同書p.53)
そうすることで、その情報に興味を持って相手にも興味を持ち、気が付くと相手の「人柄」への印象も変わる…ということがあるかもしれません。
②相手と適切な距離を取る
女性起業家・長谷川朋美さんの本。
この本の中で、長谷川さんは「初対面の相手に、相手の価値観を問う質問をし、価値観を共有する」ことを提案しています。
価値観の合わない相手とは距離感を調節し、好き嫌いの感情を克服するとのこと。
好きな相手とは近づきたい。嫌いな相手とは距離を取りたい。
これはごく自然な感情。
「相手とどのような距離感で付き合うか?」を問いながら、適切な距離感で付き合う。
好き嫌いの感情を抑えたり無視したりせずに、距離感で調節する、というのは、すごくスマートで現実的な対応だと思います。
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以上、読書メモよりまとめてみました。
自分の中にある人の好き嫌いの感情とうまく付き合って、毎日楽しく暮らせるといいですね(*^-^*)