住民と無関心のあいだーシェアハウス文化圏
シェアハウス業界(?)には、シェアハウス運営者やシェアハウス好きの集まるシェアハウス文化圏が形成されている。
シェアハウス文化圏を取り巻くのは、経営者、社会起業家、フリーランス、自営業、フリーター、ニート、旅人etc.多くの自立した自由人。
文化圏内での人の交流は活発で、しがらみのないゆるやかな人のつながりやコミュニティが存在する。
友達の友達は、友達。
文化圏内の人たちは社交的な人が多く、互いに開かれていて、人が人のつながりを生む。
FacebookやTwitterなどのSNSの相乗効果もあり、
そうしてゆるやかな輪が広がっていく。
そんな文化が存在すると思う。
しかし一方で、そのゆるやかな輪が、シェアハウス文化圏外の人々に開かれているか、と言えば、決してそうとは限らない。
シェアハウスでは、数多くイベントが開催されるが、その情報は主にFacebookで発信され、完全に外部には開かれていない。
リアルタイムのシェアハウスイベントの情報は、google検索では手に入らない。
各シェアハウスのFacebookページにアップデートされるのが主流。
そのFacebookページにアクセスする文化圏外の人はどれほどいるんだろうか。
おそらくごく少数なのではないか。
シェアハウス文化圏は、社会起業家やフリーランス等、革新的な生き方や働き方をする人々により形成されているにも関わらず、意外と古典的な側面を持ち併せている。
「シェアハウス、ちょっと興味あるけど、内覧に行く程じゃない。。
かと言って、シェアハウス住まいの知り合いもいないし、1人で遊びに行くには勇気がいる…」
そうした人たちはどうやって、シェアハウスとのつながりを持つのかな?
きっと多くの人は、つながりを持つこと自体を諦めるんだろう。
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テラスハウスやシェアハウスの恋人等、メディアでシェアハウスが取り上げられ、認知度が広まった今でも、
人々のシェアハウスとの関わり方は、ぱきっと2つに分断される。
「住民」か「無関心」か。
ここでいう「住民」とは、実際シェアハウスに住む人であり、上記のシェアハウス文化圏内に属する人でもある。
「住民」と「無関心」のあいだ。
このゾーンにいる人々に、少しでもシェアハウス生活を知ってほしい。
シェアハウス文化圏内の人たちとのつながりをつくったら、きっと面白い変化が起きるのでは。
そんなことを考えてワクワクする週末の夜。
おやすみなさい。
みなさま、良い週末を(*^^*)