ひとり料理のすゝめー料理に見る仕事術⁈

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私は料理が好きです。「ひとりで」料理をする時間はこの上ない幸福。
と言うと「女子力高い」だの「おもてなし上手」だの「家庭的」だのと、あらぬ誤解を受けますが、そんな女子力の高い動機は毛頭ございません。
私が料理をするのは、他ならぬ私自身の為。
あくまで「ひとりで」料理が好き。(「みんなで」料理も悪くはないけど、別のストレスが発生する)

今日はそんな私のひとり料理のすゝめ(メリット)を書きます。
キーワードは「料理に見る仕事術⁈」

①自分でプロセス管理できる。
ひとり料理の最大のメリットは、自分でプロセス管理ができること。
いかに効率良く、短時間で、そこそこおいしい料理を作るか、その手順を自分で工夫することができます。
もちろん、1つの料理を作る際には、あくまでレシピの手順に従いますが、2つ以上同時に作る際の準備や材料の仕込み等は、自分でいくらでも工夫できる。
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全て仕上がるタイミングでご飯が炊けるよう炊飯器をセットして、1つ煮込み料理を作る間にサラダを作り、料理が揃った時に炊きたてのご飯も揃う。
この喜びはひとしお。

仕事は料理と違い、自分でプロセス管理できる範囲/できない範囲がありますが、プロセス管理可能な範囲での創意工夫は、料理に通ずるものがある。
また、仕事におけるプロセス管理不可能な部分のフラストレーションを、プロセス管理な料理に求めることもできる。
私はそう思います。

②自分でコスト管理できる。
いかに安くおいしい食材や調味料を仕入れるか、それを賞味期限に使い切るか、いかにコストのかからない料理法を選ぶか。料理では、その工夫は全て自分次第。
①に同じく、このコスト管理意識も、仕事に通ずるものがあります。

③やればやるほど上達する。
①・②は、基本的には、やればやるほど上達します。しかも、所要時間や家計簿の食費等、目に見える形で成果が表れます。これは嬉しい。

④成果がダイレクトにフィードバックされる
ひとり料理の成果とは何か。
それは「目の前のおいしいご飯」です。おいしく味わって、自分の血となり肉となる。成果がこんなにわかりやすい形で出るって、本当に素晴らしいなぁと思います。
そして時には「他人からの賞賛」も得られます。冒頭に書いた「女子力高い」「おもてなし上手」「家庭的」という他人からの評価は、誤解であることには間違いありませんが、いち女子として、言われて気分の悪いものではありません。そこはありがたく受け取れるのも、ひとり料理のメリットです。

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「夏バテ気味だし、自炊めんどくさいな〜」と料理から離れつつある方。
見方を変えれば、料理は楽しい!
仕事のスキルアップも兼ねて、再度包丁を手に取ってみてはいかがでしょうか?