インタビュー記事って大変だ。ー記事が出来るまで

こんばんは。
「インタビュー記事って大変だ。」シリーズ第2弾。

90分の濃ゆいインタビューの後、どうやって記事にまとめたのか⁈
その試行錯誤の記録です。

①テープ起こし
インタビューを記事にどうまとめるか?

話を聞きながらメモを取っていたので「メモを見ながら記事を書けばいいかな」とたかを括っていましたが、完全に当てが外れました。
まず、そもそも、メモの字が読めない。泣
人生初のインタビュー、話を聞くことに必死だった私。
そんな状況での殴り書きのメモは、とても読むに値するものではありません。

インタビューの録音を取っていたので、テープ起こしをすることに。
とにかく時間がかかる…!
通勤時間の30分や週末にひたすら作業。
まとまった作業時間が取れず、細切れでやっていた為、かえって効率が落ちて、時間がかかってしまいました。
テープ起こしには集中力が要です。

②記事に描くストーリーの編集
試行錯誤の末、テープ起こし終了。
ようやく記事にまとめる作業に突入。
ここで、インタビュー当日の「相手の話のペースに流された」点がじわじわ効いてきます。

はて、私はこのインタビューを通して、何を書きたかったんだっけ?
相手のペースに流された故、目的を見失ったのです。

事前準備のメモを振り返り、目的を再確認。
その上で、インタビューの中では出てこなかった質問を組み込んだり、話をトピック毎にブロック分けしてブロックの順番を変えたりして、記事に描くストーリーを編集しました。
これも時間がかかった…!
作業自体には、そこまで時間を要しませんでしたが、
相手のストーリーに影響された頭をいったんリセットする、つまり、いったん記事作成から離れて頭を冷やす、
この冷却時間がかかりました。だいたい3日位でしょうか。。。
この時点で既に10日経過。

③話し言葉から書き言葉への変換
テープ起こしから記事に描くストーリーを編集完了。
ここで一気にラストスパート‼︎
と思いきや、ラスボス登場。
「話し言葉を書き言葉にする難しさ」という壁に突入します。
話し言葉でしっくりきた言葉も、書き言葉にするとイマイチよくわからない。
また、お互い共有している前提事項も、あえて言葉にしないと、全く何も知らない読み手には伝わらない。
しかし、あまりに説明をしすぎても、かえって読みづらくなってしまう。
そんな葛藤をしながら言葉の変換。
ここは短期集中で1日で仕上げました。

トータル約2週間の試行錯誤。
「1週間あれば何とかなるっしょ」という私の当ては完全に外れました。

インタビュー記事って大変だ。
そして何より、そんな試行錯誤に付き合ってくれた、インタビュイーの友人に心から感謝です。