シェアハウスはいつかは卒業しなきゃいけない場所。

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「シェアハウスって、いつかは卒業しなきゃいけない場所だよね」
元シェアハウス住民の友人との会話で盛り上がった話題。

シェアハウス生活を楽しんでいて、その愛ゆえにモノ書きまで始めてしまった私ですが、上記には心から同意します。
私自身も、いつかは卒業しようと考えています。

「シェアハウスは、いつかは卒業する場所」
そのココロとは。

キーワードはずばり「自立」です。

シェアハウス生活を長く続けていると、特に住民同士の距離感が近いシェアハウスでは、必然的に馴れ合いが生じます。
個人的な意見では、この馴れ合いが長引くと良くない。
シェアハウス内の人間関係に安住して、新しい繋がりを作る気持ちやチャレンジ精神がなくなったり、半ばメンヘラな住民同士で互いの傷を舐め合ったり、恋愛でごちゃごちゃ揉めたり、惰性で夜遅くまで飲み明かす日々が続いて生活が堕落したり。
それらを全てセーブして自立した個を保つ強い意志を持てればいいのですが、往々にして流されます。
そんな生活を続けていくうちにどうなるか。
自立した自分の個としての枠が、瓦解していきます。
そして、コミュニティから離れた途端、自分の枠を失って不安定になる。
それがシェアハウス生活に安住することの一番大きなリスクだと私は思います。

人生の一時期、シェアハウス生活を体験することには、私は大賛成です。
バックグラウンドの違う他人との共同生活で得られるものは数知れず。
でも、一生いる場所ではない。

共同生活の中で、自分の枠を知り、自立すること。
それがシェアハウス生活のゴールだと私は思います。

自分の枠を確立した自立心の強い人は、時機を見てシェアハウスから卒業していきます。
私も近い将来、シェアハウス生活で得たものを糧に、自立して卒業しよう。
そんなことを思うシェアハウス歴1年半を迎えた今日です。